【レビュー】ロンドンブーツ淳の『超・コミュ力』を読んだら、人と話すのが楽しみになった！

はじめに

「人と話すのが苦手」「会話が続かない」――そんな悩みを抱えている人は多いですよね。
でももし、「初対面の人とすぐ仲良くなれるヒント」が一冊にまとまっていたら？

お笑い芸人としてだけでなく、YouTubeや教育、地域活動など幅広く活躍する ロンドンブーツ田村淳さん が書いた『超・コミュ力』は、まさにそんな本でした。

読んでいると、「あ、これ自分でもできるかも！」とワクワクしてくる。
気づけば「明日ちょっと誰かに話しかけてみよう」と思える――そんな実用書です。

淳さんはもともと「人見知り」。
それなのに芸能界で何百人という人とつながり、信頼を得てきた。
その秘密は、「天性の才能」ではなく、 小さな工夫の積み重ね でした。

つまり『超・コミュ力』は、
「誰でも明日から使える人間関係のチート集」。
読んでいて勇気が湧くのは、成功者の話ではなく「努力で変わった人」の言葉だからです。

普通なら「旅行行った？」で終わる会話。
淳さんは「最近の旅行で一番楽しかった瞬間は？」と聞く。
この一工夫で、相手が目を輝かせて話し出すんです。
「質問ってこんなに楽しい武器なんだ」と気づけました。

淳さんは「知らない」「わからない」とあえて言うことが多いそうです。
完璧じゃないほうが、相手が安心して心を開く。
「強さより弱さが人を惹きつける」という逆転の発想にワクワクしました。

人に嫌われないように必死になるより、
「ありがとう」と口にする、「相手のいいところを褒める」。
小さなアクションを積み重ねるだけで、信頼関係は築ける。
「これなら今日からできる！」と思えるリアルさが嬉しかったです。

読み終えたあと、不思議と「人と会うのが楽しみ」になりました。
なぜなら、この本は「話し方を磨く」よりも「人を好きになる方法」を教えてくれるから。

会話に自信がない人ほど、読後は「よし、ちょっと試してみよう！」と背中を押されるはず。
本を閉じた瞬間から行動したくなる本って、なかなかありません。

『超・コミュ力』はこんな人にピッタリです。

読めば、「人間関係って、もっと楽しくていいんだ」と思えるはずです。

ロンドンブーツ淳さんの『超・コミュ力』は、
ただの会話術ではなく「人とつながることを楽しむための指南書」。

読んでワクワクする → 実践したくなる → 人間関係がラクになる。
そんな“ポジティブループ”を生む一冊でした。